チリの教育事情

ストライキの国、チリ

2011年これまでに例がないほどの事件がチリの教育を揺さぶることとなりました。
チリはストライキの国。
賃金にしろ、教育問題にしろ、健康面にしろ、なにかと改善してほしいと思うことがあるとストライキにはしるものです。
毎年同じようなストライキがあるのですが、今年はちょっと違うようです。

学生ストライキ

学生ストライキと言えば、毎年だいたい5月くらいから始まります。
それは数ヶ月にも及ぶのですが、その間授業はどうなるのかというと、ストライキですからもちろんありません。

ストライキの目的と言えば授業料の引き下げや、教育施設や教育そのものの向上であったりするのですが、今年はなんと学校教育をすべてタダにしろ!とのこと。

これまでになかった政府への要望、いつもと同じくらいの時期に始まった学生ストライキも終わりを見せません。
毎週木曜日あたりに、サンティアゴ市内の大通りを何万人という人が占拠します。
もちろん車は通れませんから、それはそれはすごい混雑。
中にはそれにつけこんで悪さをする人も多く、逮捕者は後を絶ちません。

さて中には学生ストライキなんて興味ない!っていう学生もいるわけです。
彼は特にデモ行進に参加することもなく、ただただ終わるのを待つのみ。

再び授業が再開されたころにはもう学年末。
夏休みを利用してまで勉強するか、または来年またやり直しとなるのです。
学生ストライキに興味のない人にとってはたまったもんじゃありません。

日本人から見たチリの教育問題

私は実はストライキを支持するわけでもなく、かといって現状が続いてもよいとは思っていない、つまりいい加減なヤツです。笑
学生ストライキのために例えば私たちの子供たちがまた1年やり直しになってしまうのは嫌ですけど、かといって現状を無視するのもなんともいえません。

チリの公立の学校になりますと、それはそれはひどい状態。
窓ガラスが割れているは、まともに使えるトイレはないは、けんかやいじめがあっても教師は知らんぷり。
それもそのはず、チリに教師って賃金、本当に安いんです。

しかも安定した職業じゃない。
日本とは全然違いますよね。

そういえば最近話題となっていたニュースを思い出しました。
チリの教育関係者で高校を卒業していない人が何人もいることが発覚。
ここまでくると、笑えてきますよね。

うちの子供たち、まだ小さいからいいんですけど、近い将来学校へ行くことになると思います。
それで私たちが考えることは、やはり日本での教育を。
ダーリンもチリの教育の中で育ってきたからこそ、自分の息子たちには同じ思いをしてもらいたくないと。

といってもチリにも私立学校はたっくさん。
私立学校ならそれほどストライキの影響を受けることはないかもしれませんね。
でも私たちの安月給じゃ無理です・・・。笑
せっかく母親が日本人なら日本でよりよい教育うけさせてあげたいですよね

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